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日本近海で獲れる「いか」だけでも約100種類。姿で名前を当てる人はそう多くは無いでしょう。コウイカを代表とする石灰質の硬い甲羅をもつ「コウイカ目」と、透明な柔らかい甲羅を持つ「ツツイカ目」に大別できます。その中から比較的お目にかかる機会の多いイカをご紹介。
●スルメイカ ●ヤリイカ ●アオリイカ ●ケンサキイカ ●コウイカ
●モンゴウイカ(カミナリイカ) ●ハリイカ ●マツイカ(アルゼンチンイレックス)
●アカイカ ●ホタルイカ
(ツツイカ目アカイカ科)
日本近海でとれるいかは100種以上ありますが、漁獲量約80%を占める最も多いイカ。円筒形の胴の背中に、黒褐色の斑紋が密集しているのが特徴です。わたが大きいので、塩辛を作るのに最適。漁期は初夏から始まり、本格的なシーズンは秋から冬。春から初夏にかけて出回る小型のいかには「むぎいか」の名も。関西では「まついか」、九州では「とんきゅう」、東北・北海道では「まいか」、また干物にしたものは「二番するめ」「松前いか」と呼ばれます。
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